2007年05月07日

いとしさとせつなさと心細さと

駆け足で通り過ぎた私のGW。
その行動っぷりはというと
ばたばたばた~いらいらっ、ばた、うふふ、はああ・・という音で表せる。

東京を「ふるさと」と呼べるようになってから、初めての里帰り。
どんな風に映るのか、ちょっと自分でも想像がつかなかった。

それは、一言にいうと 「変わらないまま」だった。
あまりに普通の生活と変わらなさすぎた、笑っちゃうほどに。
逆に沖縄での生活が架空のものに感じたといっても過言ではない。

いつもの家、いつもの部屋、いつもの店、いつもの会話。
帰るとき、どうして私はここを去らなくてはいけないのか?と
すごく不思議に思えた。なんで?なんで?
私のベッド、私のカップ、私の席、私の好きな店、私の友達。
どうして私はまた遠い島に行かなくてはならないのか?

義務的に飛行機に乗り沖縄へ向かう。そこには・・。
見たことのある景色、見たことのある建物、見たことのある部屋。
クローゼットを開けると私の服、キッチンは私がそろえた台所用品、
電化製品、テーブルにおきっぱなしのコップ。

全て他人が作った部屋に見える。何故私はここで生活しているんだろう?
会社に行けば、私の席、机には重ねたままの書類や資料。

夢中になって探した家や家具。新しい会社の環境。
不思議なことに一度里帰りしてしまうと、全部嘘のように感じる。

いとしい故郷、せつない現実、そしてこれからの心細さ。
そらみたことか~といわれるかもだけど、こんなときこんな想いは絶対通る道。
さみしさに負けないですごしてゆくしかないのだ。そしてもっと今の事実を好きになろう。
早く沖縄に帰りたくなるように・・なればいいのかな?

初めての帰京はちょっとホーム&友達シックな切なさを抱えたものでした。



Posted by yuzuco at 17:14│Comments(0)
 
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