土曜の夜、久しぶりに出勤したコザ。
どうしたって泊りがけでないと行かれないので、
なじみのゲストハウス「love & piace」を予約。
さ~いつ出ようかな~沖縄市までバスかったるいなあ・・とだらだらしていたら
玉城のアグレッシブ君、チネン君から電話が。
「仲松商事行くけど行く?」
お~これを「飛んで火に入る夏の虫」とでもいうのかね。
(お・・いかんいかん、失礼発言でした・・。)
仲松商事とは、沖縄市の農連市場にある業務用スーパーのこと。
調味料やドリンク類、コーヒーなどがお安いのだ。
と、いうことは沖縄市まで便乗できるナイスなタイミング♪
さくさく用意していると、これまたちょうど良くチネン君登場。
川満しぇんしぇ~のFMなど聞きながら大爆笑しているうちに、沖縄市へ到着。
買物して、夕食にキングタコス(通称キンタコ)でタコスを食し、私は安慶田の宿へ向かう。
宿にはスタッフのハルがもくもくと仕事をしている。殆ど一人で切り盛りしているので
何かと大変らしい。もともとハルは結構人見知りな九州人。二ヶ月前ほどにぷらりと
沖縄に来てそれ以来この宿のスタッフとして住み着いたくち。
人見知りなハルも、共通の知り合い同士と何度かあっているうちに、やっと仲良くなった。
今日は、昼間冷蔵庫の野菜や肉を沢山投入したチゲスープを作成したので、
鍋てんこ盛り一杯分を土産にし、土鍋に移してうどんも投入。ライブでチゲうどんを作って
夕食を差し入れした。(そ~いえば前もちげうどん言ってたなあ・・)
その後、トリビアの泉を見ながら大爆笑し、そのままうとうと・・夜中の十二時ごろから
アッコが来て、屋上で缶ビールを飲みながらの近況報告。その後
他のお客さんと共にゆんたく。時は夜中の2時を廻っていた。
そ~だ、忘れちゃいけない。久々に「A」に行かなきゃ。
と、そそくさと「A」に行ったものの、扉ごしにのぞくと「い~っぱいしてるう!」。
さて、時は夜中の3時近く。女子ひとりなかなか入りやすい店は無い・・
中の町の安全なところは閉まってるし、かといって宿に戻るのも遠いし。
そこで思い出した。パルミラ通りにある
「戸川純がかかる店」
ここも前同じ状況のとき、飲み屋難民になったところ、ふらついていたら
♪隣りのインド人んん~~と怪しげに外まで聞こえる戸川純の歌声が。
どう見ても入りづらいバーだけど、この歌につられて重くて赤い扉を開ける。
おお・・昭和のスナックを射抜きにして、ちょっとコジャレ風に改築。
おびただしいレコードの数。最初はおずおずと話しかけたマスターも
最後は楽しい語らいとなった、居心地のいい店。
前回来てから半年経って来店したので、マスターもちょっとクビをかしげた感じ
だったけど、キーワードの「戸川純」で思い出してくれた様子。
そこに、ほぼお隣の「コザクラ」からオーナーのまさこさんが登場。
沖縄スタイルなどの雑誌等でよく見かけるこの方、
さばさばとした姉御系の話しっぷりが何とも小気味良い。
そのうち、ぽろりと
「うちでバイトしない?六月から今いる子が居なくなるの。酒つき、お泊りつきよ」
とおっしゃること。その場は、ふ~ん、と流してしまったけど、後でふつふつと・・
「あ~いいなあ、やりたいかも」と思った。だってコザに週末行けるんだよ。
こんないいことはない。まだ、覚えてるかなあ?本気なのかなあ?
近々一度遊びに行かねば・・ぶつぶつ・・。
とまあ、おススメは今月最後の週末にある外人のブルースライブだとかで、そのタイミングで
行けたらなあ。ちょっと聞いてみよう。
戸川純が教えてくれた店ともしかしたら縁。
正直、しばらくコザ行きはお休みしようかと思っていたけど、やっぱりこの場所は
こう表現すると・・
「私のスカートの裾をつまんで離さない状態」ってかんじなのかな。
さあ、これからどんな風になるのだろう?